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2024年10月5日土曜日

カビ玉ゲット

Emil Busch Busch-Bis-Telar №3 14ins f9

某ネットオークションにて入手したものを載せてみた。
前玉の状態が悪かったために安価だったもの。
まぁ、曇っていなければまったく気にならないので。

手元に届いたのでさっそく前玉の汚れを除去。
この程度なら私が購入したよりも高く売れると思う。売らないけどねぇ。
絞り羽根は12枚とやや少なめだけど、腐食や油染みの影響はない。

このレンズ、いつ頃のものなんだろうなぁ。
レンズによっては製造年を刻印しているものもあるんだけど、この個体にはない。
恐らく1900年代初頭の頃のものだろうねぇ。ざっと100年以上前のものかも。

幾度となくこの手のレンズの魅力を綴っているので、今さら書き足す事もないけれど、やはりレンズの補正に使われるガラスのコーティングがないのがいい。
コーティングされてるレンズもいいんだけど、その個体の風合いみたいなものもおもしろい。

フィルムカメラで使うもよし、デジタルカメラで遊ぶもよし、ある意味マルチレンズかも知れないね。結果は後から付いてくるものなので、どう転ぶかは運次第だけどさ。
ひとつ確かなことは、現代では再現できないガラス玉で写真を撮れる楽しさ、これに尽きる。

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