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2022年3月2日水曜日

思い出深いモノ

Mamiya/Sekor 500 DTL

中古店にて見つけたカメラを載せておこう。
いつものようにジャンクコーナーで物色している時に 背後からシャッター音が聴こえてきて
振り向いてみたら おばちゃんがこのカメラを弄りまわしていた。
けど 気に入らなかったのかそのままショーケースの上に置いて行ってしまった。

何のカメラだろうとその個体を見てみたら こりゃまた懐かしいカメラじゃありませんか。
私が小学生の頃に 短い間ではあったけれど使っていたものと同型機であった。
私が使っていたものは不具合が出てしまい 父に預けてそれっきり...
まだ 分解半ばのものが残っている...気の長い事で...

今目の前にしている個体は低速シャッターがダメ 露出計は未確認 付属のレンズは白濁状態と おばちゃんが諦める理由が分かる。
てことで モノ好きな私が連れて帰りましたとさ。

さっそくレンズの方を片付けようとカメラから外して ペンライトで透過するかを確認。
汚れていたのは前後のレンズだけだったようで レンズクリーナーを含ませて磨いてみたら ものの数分で綺麗になってしもた。
絞り羽根に油の滲みはなく 開閉も滑らか。ヘリコイドのグリスが抜け気味だけど 今すぐ影響は出ないのでこのまま。

さて 本題のカメラの方は...
まず 1/500〜1/8のシャッターは問題なし。あと バルブも大丈夫。
よくあるスローガバナの固着だなと検討をつける。
外観はスレ傷多めでファインダーとモルトプレーンの劣化 ミラーは磨けば使える程度の汚れありという具合。

スローガバナのメンテナンスで解決するところだけど 今はそのままの状態にしている。
今すぐ処置をしなくても普通に撮影できるだろうし 修理をする気力が足りない。
仕事じゃないけど修理待ちの個体が溜まってきてるんだよねぇ...
まぁ 増やさなければいいだけなのは解ってはいるんだけども...やめられん。

いつか綴ったことがあるけど 好きな物事も度を越すと嫌いになる...
そうならぬよう努力しましょ。

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