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2021年9月29日水曜日

飽和状態

Body Ricoh XR500

いつものヒマ撮り。
ミラーの開閉がうまく動かなかった個体だったのを直して現状復帰したもの。
こういう個体 増えたなぁ...

動かないカメラやレンズが安価で手に入れやすくなったというのが原因。
動作品でも不人気であったるすると安く出てることもあるけれど こういったものが溢れてるって事だよなぁ。

けど このへんで止めておかないとねぇ...1人で面倒見きれん。

2021年9月26日日曜日

マニア感満載なアイテム

iPhoneにて

Petriの望遠レンズと一緒に手に入れたもの(カメラ レンズは含みません)
ベローズにスライドコピアが付いたもので800円って安いよねぇ。
だいぶ得をした気がする。


ベローズを使った撮影は最近はしてないけれど あると便利なアイテムなので見つけては手に入れている。まぁ 状態や値段はピンキリだけども。
マクロ機能のあるレンズも使い勝手がいいのでよく使うけど クセ玉をベローズを通して接写した時の背景ボケやら色味ときたらたまりませんわ。

今回 ようやくスライドコピアを手にしたのでマウント付きのフィルムのデジタル化に使ってみよう。全部は無理だけど...

不人気レンズだよん

Lens Petri 400mm f6.3 C.C

某カメラ店で中古市が開かれているとのことで行ってきた。
いろいろと置いてあったけれど これというものが見当たらず。
大方売れてしまったのだろうな といったところかな。

そんな中に突出して長いレンズが置いてあって ほぅ おもしろいものがあるじゃん!ということで手に取ってみる。
後玉が汚れていて絞り羽根が油まみれという個体。他はさほど状態も悪くなかったので手に入れた次第。500円だったしいいかなと思って。

さっそく持ち帰って後玉を掃除したら あっという間に綺麗になってしもた。
絞り羽根の油まみれは 多少粘りがあるけどプリセット絞りなので あまり影響がないということで後回し。固着してたら洗浄しようと思ってたけど 急がなくてもいいかな。

レンズ構成は3群3枚 絞り羽根は16枚。最近あまり騒がなくなった玉ボケレンズじゃん!
まぁ 何故このレンズが人気がないのかは知ってるんだけども。
1番の理由はデジタルカメラに取り付けるマウントアダプターが少ないところだろうねぇ。
この個体のマウントがスピゴット式のペトリマウントになっている。
もうひとつは焦点距離が400mmと長いので使い道に苦慮するところ。f値も暗いし。

けど この手のレンズも使ってみると面白いんだけどなぁ。
派手に出るフレアやゴーストもフードに工夫を入れれば抑えられるし いろいろ遊べると思う。さすがに近接は厳しいかも知れないけど 接写リングやベローズを取り入れれば出来なくはないけど そこまでやらないか(笑

しばらく広角レンズで遊んでたから ぼちぼち望遠レンズも使っていこうかねぇ。

2021年9月25日土曜日

さらに手を入れるべきかな?

Rolleiflex Standard

先日修理に預けていた個体が仕上がってきたので迎えに行ってきた。
う〜ん 見違えたよぉ!

まぁ 見た目は大して変わらないのだけど シャッター レンズ ヘリコイド ミラーあたりが改善されたのがはっきり分かる状態までになっている。あと 貼り皮の浮きも綺麗になった。

このまま現役復帰機としてもいいと思うけれど もう少しリペアして綺麗にしてあげた方がいいのかなぁと ちょっとだけ迷っている。
器用な人なら磨いたり塗装したりできるのだろうけど はたして私に出来るのか?
できなくもないとは思うけれど なんか違う仕上がりになりそうな気がする...

前にも載せたContax Iも同レベルの状態なので こやつについてもどうしようかと迷っている次第。綺麗にする事はいいと思うけど 何というか個体の雰囲気が壊れてしまうのが勿体ないかなぁと思ってしまうわけで。

やっぱりこのままの状態にしておいた方がいいのかなぁ...

2021年9月24日金曜日

昼休み

Lens Sigma 24mm f3.5 DG DN Body Sony α7C

Lens Sigma 24mm f3.5 DG DN Body Sony α7C

2021年9月23日木曜日

初挑戦

Y/C Contax RX

以前 ミラーずれがある個体として載せた事があるけど
どうにも調子がよくないので ミラーの貼り直しをやってみた。
ミラーの貼り合わせの部分に溶剤を少量流し込んで剥がし 綺麗にしてから再び貼り直すと言った具合。
樹脂性の接着剤を使おうかと考えていたけれど 仕事で使っている強力な両面テープを使ってみることにした。

取り敢えずレンズとの干渉もなく 正常にシャッターが切れるようになった。
作業自体はさほど難しくはなかったけれど 万が一にミラーが割れるという不安はあったかな。ただのミラーではなくベリクルミラーという半透明の部品なので 失敗したら高い修理代がかかるし。

約20年ほど経っている個体だけど ほかに不調があるわけでもなくフィルムを入れれば問題なく撮影できるかと。
せっかく直ったので使っていこうかね。

2021年9月22日水曜日

戻ってきた

Lens CZ Biogon 21mm f4.5 Body Zeiss Ikon Contax Ⅲa
このレンズも以前に手放したものなのだけど 某オークションで安価で出ていたので
買い戻すつもりで入札して落札できた。
躊躇っていたら買えなかったかも知れない そのくらい安価だった。しかもカメラ付き。

まだ掃除はしていないので汚れた状態だけど ちょっと拭きあげれば綺麗になるとおもう。
どうして手放したのだろう...私も過去にそうした事があったけど すごく後悔したけどなぁ。
取り敢えず戻ってきたからいいかな。

2021年9月21日火曜日

まだ使えるのに

iPhoneにて

中古店で見つけたレンズたち。
いずれもジャンク箱に埋もれていたものを拾い上げたものになる。
右手はMinoltaの135mm f4 左手はPetriの28mm f3.5。
どちらも1000円以下と安く手に入れる事ができた。

値段の割には程度がよくて 135mmの方に小カビがあるくらいの状態。
クモリやバルサム切れはなく 絞りも油が滲んでいない綺麗なもの。
単に不人気なだけかな。

この個体を拾い上げる前に別の方が漁っていたのだけど その方の目には留まらなかったらしい。かなり真剣に探していたようだけど。
まぁ 用途や目的は人それぞれだからねぇ〜。
ただ 物色するときはあまりガチャガチャとかき回さないで欲しいなぁ...
せっかくいい状態のものがキズだらけになってしまうので。
ジャンク箱だからなんでもありなのかな。

2021年9月19日日曜日

今年も咲いた

Lens Sigma 24mm f3.5 DG DN Body Sony α7C

Lens Sigma 24mm f3.5 DG DN Body Sony α7C

Lens Sigma 24mm f3.5 DG DN Body Sony α7C

今年はいつも通りの秋の彼岸に合わせて咲き出した曼珠沙華。
去年は10日ほど遅かったから 何事かと思ったのだけども。
不思議な植物だと思いながらも毎年待っている自分がいる。

2021年9月18日土曜日

ボロボロだけどかっこいい

Body Zeiss Ikon Contax I(左)

ずぅっと欲しいと思っていたカメラを ようやく手に入れた(左側)
見た目はくたびれているけど シャッターやファインダーはしっかり機能している。
しかし どういう状況下でここまでボロボロになるんだろう...
使用していた環境なのかなぁ〜。隣にいるカメラもそれなりに古いものだけど かなり綺麗だし...まぁ シャッターがダメだったけども。

ひたすら酷使されてここまで擦り切れたのだったら その個体にとっては栄誉ある姿だよなぁ。約80年前の個体で 当時は超がつくほどの高級機だったはず。
昨今の機材でここまで使い倒せるものってあるのかなぁ。落下して潰れた個体は何度か見たけど 再起不能の状態だったな。

見た目が悪くても機能がしっかりしていればそれで十分だと思う。
機械式のカメラなら直る可能性もあるわけで。部品次第かな。

2021年9月13日月曜日

いいんだけどねぇ

Body Canon AV-1(左)Canon EOS 750QD

ビンテージカメラというにはまだ早い個体。
いずれも電子カメラだけど まだ現役の状態。
程度はかなりスレが多いけれど ボロボロというほどではないかな。

今 私が主力で使っている個体よりも機能が簡素化されていて フィルムを入れれば簡単に撮れる感じ。
ネガフィルムならあまり問題ないと思うけれど リバーサルフィルムを使ったときには 多少手こずるかも知れない。

まったくの機械式カメラを弄り回してるかと思えば 厄介だと文句を言いながら電子カメラにも手を出している節操のない状況。
ただ こういう状況って今のうちなのかなって思うんだよね。
機械式の方は分解清掃やら部品交換で何十年も使えるけれど 電子部品は壊れたら使えなくなるし 古いものの交換部品はあまり出回ってないからねぇ。

そう考えると高性能で高価な電子カメラなどは手が出しにくいかなぁ。
機械がしっかりしてる安価品の方が魅力かも。デジタルカメラでは無理かな。

2021年9月11日土曜日

直っちゃったよ

Leica M3

先日Contaxの低速シャッターが復活したと綴ったが もう1台低速が切れなくなった個体がいたわけで...それが上図のもの。

もう かなり前にシャッターの空切りをしていて 突然動かなくなってしまった次第。
実害はなかったのだけど なんかねぇ...動いていて当然みたいな変な威圧感みたいなものがこの個体からにじみ出てるのよなぁ。
何度か業者に頼もうかとも考えたのだけど 修理代の桁が違いすぎる...
まぁ 簡単に直ればさほどでもないのだろうけど でも高い。

要はスローガバナが動きさえすればいい。あまり気乗りはしなかったのだけど もしかしたら動くかもしれないな ということで思い切って試してみた。
Contaxのようにひたすら空シャッターを切った方法ではなく ガバナに微量の注油を施してみた。量を間違えたら確実に修理屋送りになるので そこは慎重に。

して 結果はというと 数年ぶりに動き出しました!
速度もほぼ出てると思うし 引っかかりもなく独特のシャッター音で切れております。
やっぱり動いている方が自然だよなぁと感激した。
ただ 次に動かなくなったその時は 修理屋に頼んで直してもらおうと思う。
偶然はいつまでも続かない そんなところかな。直ってよかったけどね。

2021年9月10日金曜日

粘り勝ち

Zeiss Ikon Contax IIa

だいぶ凌ぎやすい陽気になってきた模様。
もぉ暑いのは来年までいらん。多湿はずっといらん。まぁ そうはいかないのだろうけどさぁ...

暑さでむしゃくしゃしてた訳ではないのだけど 某ネットオークションで手に入れたカメラ。
スローシャッターがダメという理由付けで出ていて 複数の方々がウォッチリストに入れていたようだけど 入札したのは私だけだったようでそのまま落札した次第。
程度がいいから競り負けるだろうと思っていたので 落札できたのはちょっとびっくり。

いざ手元に届いて なるほど確かにスローシャッターが不動の状態だった。
スローガバナの固着か油切れかなぁと思って けど普段使いでスローシャッターはほぼ使わないからいいかなくらいに考えていた。

なんて言いながら実際は動け!としつこく空シャッターを切りまくっていて カメラが根負けしたのか ガバナがほんの少しジジジって言い出した。
動き出したらこっちのもんよ! と さらにしつこく空シャッターを繰返し そしてついにスローシャッターが動き出した。要は固着したまま長年眠っていた状態だったみたい。
まだ1秒が渋い感じだけど ほかは全速問題なく切れている。

好きな個体なので大事に使おう。

2021年9月7日火曜日

新参もの

Lens Sigma 24mm f3.5 DG DN

私の広角レンズ群の中に新たに加わったもの。
AFレンズなのにMFレンズの要素が備わっているおもしろい個体。
絞り環があるものってNikonやPentaxでは採用しているようだけど Sigmaにもあったんだねぇ。
質感も鏡筒が金属で さらに今時珍しい専用フードも金属になっている。
このあたりは使っていていいと思う。

写りは今風のよく写るもの。
接写の時の背景ボケもなかなかいいかと。
古レンズのような独特な写りにはならないけれど まぁ これはこれでありかも。
陽気と体調がよくなったらいろいろ撮り歩いてみたいねぇ。

2021年9月4日土曜日

古参も現役で

iPhoneにて

いわゆるスプリングカメラと呼ばれるものを載せておこう。
左手のはホールディングカメラ 右手のものは距離計が付いた型。
いずれも80〜100年ほど前の個体になる。
謂わばカメラの祖先といったところかな。

この個体よりさらに古いものも存在しているが それらは大判サイズのものが主のようで
昨今のものとはまったく別物の存在。簡素化されてるだけで原理的には同じなんだけどね。
フレームも金属だったり木枠だったりと様々で 使ってみると楽しい。
手軽さはないけども。

昨今の中判カメラの流行にも この手のカメラは乗りにくいのかね。
まぁ 古い個体だから程度が悪いものが多いしなぁ...
それに個体数もそう多くはないのかも知れないねぇ。
ただ 面倒な所作が苦にならないのなら この手のものを使うのもいいと思う。

デジタルカメラでは出せない写りが楽しめるおもしろい存在かと。失敗も多いけどねぇ。

2021年9月2日木曜日

取り留めのない話

Lens 3M-5A-MC 500mm f8

いつものヒマ撮り。
レンジファインダー風のデジタルカメラに付けてみたけど バランスがよくないな。
旧ソ連製のミラーレンズなのだが 製造年が1992年となっているのでロシアに移行してからのものになる。けど 刻印はUSSR表記になっているちょっと変わり種かな。
激動期に世に送り出された産物になるようだが 写りはすごくいい。

ミラーレンズなのでリングボケが出るのは当たり前なのだが 望遠レンズによく出る線のにじみのような収差がほぼない。形は無骨だが光学設計 ガラスの質はよかったのかもね。
まぁ 湾曲収差やら色収差が出るレンズは世の中にゴロゴロしているものだし 気に入らなければ補正されたものを使えばいいわけで。

かといって 綺麗に写るものが物足りないとかでクセ玉に回帰するという話もちらほら聞くし
私のように両方とも使う方がバランスがいいのかな。
銘玉と呼ばれるものにも収差はつきもの。撮る側の感性と腕で補っての作品作りに勤しんでくだされ というところかね。私は作品と呼ぶのは好まないけれど。

持論を展開すると長々と綴ってしまうので このへんで。