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2021年9月2日木曜日

取り留めのない話

Lens 3M-5A-MC 500mm f8

いつものヒマ撮り。
レンジファインダー風のデジタルカメラに付けてみたけど バランスがよくないな。
旧ソ連製のミラーレンズなのだが 製造年が1992年となっているのでロシアに移行してからのものになる。けど 刻印はUSSR表記になっているちょっと変わり種かな。
激動期に世に送り出された産物になるようだが 写りはすごくいい。

ミラーレンズなのでリングボケが出るのは当たり前なのだが 望遠レンズによく出る線のにじみのような収差がほぼない。形は無骨だが光学設計 ガラスの質はよかったのかもね。
まぁ 湾曲収差やら色収差が出るレンズは世の中にゴロゴロしているものだし 気に入らなければ補正されたものを使えばいいわけで。

かといって 綺麗に写るものが物足りないとかでクセ玉に回帰するという話もちらほら聞くし
私のように両方とも使う方がバランスがいいのかな。
銘玉と呼ばれるものにも収差はつきもの。撮る側の感性と腕で補っての作品作りに勤しんでくだされ というところかね。私は作品と呼ぶのは好まないけれど。

持論を展開すると長々と綴ってしまうので このへんで。

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