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2023年12月26日火曜日

チビカメラ

Ricoh Imaging Co. Pentax Q10(左)

街の中古店で入手したものを載せてみた。
発売された時にちょっとだけ興味が湧いたけど、いつの間にか私の中で廃れていたもの。
どのくらい前だったかなぁ...結構前だよなぁ。

そんな記憶の片隅にもなかった存在のものを今さら手に入れたのには、少々訳がありまして。
私が所有するレンズ群の中に、明らかにイメージサークルが小さいものも数本含まれている。
当初はM3/4の機材で何とかなると踏んでいたのだけど、この考えが甘かった。

要はトリミングの手間がかかり過ぎるのと、無限遠が出せないレンズがある事に気づいた次第。無限遠が出ないのは、もしかしたら変換アダプターに問題があるのかも知れない。
トリミングが面倒になったのもあって、そのイメージサークルの小さいレンズの出番が減ってしまったのが、この小さなカメラを入手するきっかけに。

よく使う中古店に陳列されていたのは以前から知っていたのだな。
その時は上図のものを含めて3台ほど売られていた。行くたびにまだ売れ残ってると遠巻きに眺めていた次第。

ある時からその陳列棚から姿を消してしまい、とうとう売れて行ったか...買っておけばよかったかなぁなんて思ってみたり。まぁ、縁がなかったと諦めていた訳。
無いときに限って欲しくなる、悲しいカメラマニアというところ。

別件で立ち寄って、何となく別の陳列棚を覗いてみたら、売られて行ったと思っていた個体が鎮座しているではありませんか。しかも先日失敗したと言っていた同じ白い個体。
けど、ここは色の問題ではないと思い、取り敢えず状態確認をするべく店員さんを呼んでみる。

手にとってみて思ったのは、とにかく小さい。
外装もそうだけど、センサーのサイズも見慣れたものに比べてちっこい。
でも、このサイズじゃないと眠りこけてるレンズの出番がないんだよなぁ。という事で購入。

会計の時に備品を出してもらったのだけど、どういう訳かレンズが2本もついてきた。
カメラ本体だけだと思っていたから、これはありがたい。
MFレンズだけで使うつもりだったし、変換アダプターを取り寄せるまでは待機の予定だった。

現在私の手元にいるわけだけど、周りの大きな機材の中で小さく鎮座している。
使い方次第ではおもしろい遊び方も出来ると、いろいろ思案に耽っている次第。
さて、どのレンズをつけてみよう。

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